第2回 福祉部研修会 開催レポート
9月11日に第2回福祉部研修会を開催いたしました。「障がいを知り、共に生きる」をテーマに、「あいサポーター研修」を実施し、12名が参加しました。
講師には、社会福祉協議会掛合支所の坂本様と、雲南市役所健康推進課の仁和寺様をお迎えし、ご講演いただきました。
あいサポート運動とは
「あいサポート運動」は、2009年に鳥取県が創設し、2011年には島根県も協定を締結し、共同事業として推進されています。障がいの有無に関わらず、誰もが暮らしやすい社会を目指す取り組みです。
あいサポーターとは
「あいサポートバッジ」を身につけ、意思表示をする。
障がいの特性や必要な配慮を理解し、障がいのある方を手助けする。
島根県では、人口の7.3%にあたる約14人に1人が何らかの障がいを抱えているとされています。
研修では、これまで障がいが心身の状態から生じると考えられてきたのに対し、現在は「社会的障壁」があることによって、日常生活や社会生活に制限を受け、暮らしにくい状態が続いている人も含まれると学びました。
障がいは、視覚、聴覚、音声・言語、盲ろう、肢体不自由、内部、知的、発達障がいなど多岐にわたり、同じ障がいでも個々によって必要な配慮は異なります。また、外見からは分かりにくい障がいもあり、周囲に理解されずに苦しんでいる方もおられます。
私たちは、これらの様々な障がいについて理解を深め、困っている方を見かけたら積極的に声をかけ、本人の意思を確認しながら必要なサポートを行うこと、そして社会的障壁を取り除くことで、誰もが暮らしやすい社会を築いていくことの重要性を学びました。
障がいについてさらに詳しく知りたい方は、掛合交流センターにテキストをご用意しておりますので、お気軽にお声がけください。
研修会の後半では、「かけや健康・福祉まつり」に関するグループワークと、今後の事業説明を行い、閉会いたしました。



