日倉城址
国道54号線の佐中交差点から南方へ約500m。国道の西側にそびえ、掛合城ともよばれています。風土記時代には山上に日倉社がありましたが、戦国時代多賀氏が社を移遷し、城を築きました。
築城年代は明らかではありませんが、天文から天正(16世妃後半)にかけて多賀与四郎通定が居城していたことが知られています。明治30年ごろ、山麓から石鉢、茶釜、青磁、茶碗などが発掘されましたが、城主のものであろうと思われます。


塩ヶ平温泉
素朴な雰囲気の日帰り温泉施設「まめなかセンター」。会議室やトレーニングルームを併設した公共の施設です。浴室も湯船もこぢんまりとしていて、休憩スペースなどはありませんが、泉質の良さは温泉マニアもうなるほど。茶褐色の濁り湯は光の加減で黄金色に見えます。湯船の縁や床には湯の花がたまり、成分の濃さがうかがえます。地域の人に愛されるだけでなく、隣県から足を運ぶ人も多いとか。雲南吉田ICから約15分とアクセスが良いのも魅力。雲南・奥出雲エリアの温泉地を巡るなら必ず立ち寄りたい場所の一つです。

かけや酒蔵資料館
古くから酒造りをし、第74代内閣総理大臣 竹下登 氏の生家である「竹下本店」の酒蔵を改築し、平成17年度にオープンしたかけや酒蔵資料館。館内には昔の酒造りの道具等が展示してあり、日本酒の醸造過程を学ぶことができます。
試飲コーナーや地元特産品が販売されているほか、アコースティックギターやジャズバンドによる酒蔵コンサート(7月~8月ごろ)などのイベントも開催されています。

掛合の里
「道の駅」掛合の里は、、国道54号に面しており、全国で約1,200箇所ある道の駅の”発祥の地”です。
道の駅のメイン施設であるレスト&ショップには、掛合町の特産品をはじめ、雲南地方の特産品、山陰の海産物等多くの品を取り揃えています。
隣接する「産直市グリーン掛合」では、採れたての新鮮な野菜なども購入できます。
情報ステーション「駅鈴」、水と緑を中心とした公園「緑地公園」等、多くの施設が隣接しています。「駅鈴」横に設置されている水琴窟がきれいな音色を奏でており、運転で疲れた心を癒します。また「緑地公園」内には第74代内閣総理大臣 故・竹下登 氏(掛合町出身)の顕彰像が建立されており、故人を偲び多くの人が訪れます。


かけイルミ
掛合の住民が主体となって『道の駅 掛合の里』隣の緑地公園で開催されます。地元の方々が創作した切り絵・絵画作品なども含む多彩なイルミネーションで、園内は温かくカラフルな世界に包まれます。LEDだけでなくブラックライトのイルミネーションエリアもあり、ブラックライトを活用した来場者参加型イルミにも注目です。

